機能リファレンス
目次
メインインターフェース
| コントロール | 説明 |
|---|---|
| ゲイン | 中央の大きなグラフで全体の出力音量を調整 |
| フラットモード | EQ ライン全体を上下させ、純粋なゲインコントロールとして動作 |
| ミュート | マイクアイコンをクリック、またはスイッチで切替 |
| スタートアップ | Windows 起動時に自動実行 |
シグナルチェーン
以下の順でエフェクトが適用されます。
入力 → AI ノイズ抑制 → イコライザー → ゲイン → ノイズゲート → リミッター → 出力
DSP チェーンは内部的に 48 kHz モノラル(RNNoise の要求フォーマット)で動作します。 入力サンプリングレートやチャンネル数は前段で変換され、出力デバイス側のフォーマットへは Windows が再ミックスします。
AI ノイズ抑制 (RNNoise)
ファン音やヒスなどの定常ノイズに加えて、打鍵音やマウスクリックなどの非定常ノイズも除去します。 ノイズゲートと違い、発話中でも機械学習モデルが声と雑音をフレーム単位で分離するため雑音だけが消えます。
| コントロール | 説明 |
|---|---|
| ノイズ抑制: 有効 / 無効 | ノイズゲートの上にあるトグルボタン |
- 有効時の遅延は約 10 ms(48 kHz・480 サンプルの 1 フレーム分)。
- RNNoise ライブラリ(BSD-3-Clause)を利用しています。 リリース ZIP には
rnnoise.dllが同梱されており、万一 DLL が欠落した場合はトグルが自動で無効化され、その他の機能はそのまま動作します。
AI ノイズ抑制を使う場合でもノイズゲートは依然として有用です。 RNNoise はノイズを大きく減衰させますが完全な無音にはならないため、無音区間を完全にミュートしたい場合はゲートで残留成分をカットしてください。
ノイズゲート
入力レベルがしきい値を下回ると音声をミュートし、発話していない区間を完全な無音にします。
- しきい値 – スライダーで調整。このレベルを下回る音声はミュートされます。
イコライザー
視覚的なグラフ操作で声のトーンを整えるパラメトリックイコライザーです。
グラフ操作
| 操作 | 方法 |
|---|---|
| ポイント追加 | ポイント追加ボタン、またはグラフの空きエリアをクリック(フラットモード時を除く) |
| ポイント移動 | 左クリックでドラッグ。周波数 (Hz) とゲイン (dB) を調整 |
| ポイント削除 | ポイントを右クリック |
モード
- フラットモード – 全ポイントを固定し、1 つ動かすとライン全体が上下します。音質を変えずに音量だけ変えたい場合に便利です。
- ブースト上限解除 – 通常 ±50 dB の制限を ±100 dB まで拡張します。
- 周波数範囲 – グラフ下の数値を直接編集して表示範囲(ズーム)を変更します。
プリセット
お気に入りの EQ 設定を保存・呼び出しできます。
| 操作 | 方法 |
|---|---|
| 保存 | ドロップダウンに名前を入力しプリセット保存をクリック |
| 読み込み | リストから既存のプリセットを選択 |
| 削除 | ゴミ箱アイコンをクリック |
| フォルダを開く | 📂 ボタンでプリセット .json の保存フォルダを開く |
リミッター
突発的な大音量による音割れ(クリッピング)を防ぎます。
リミッターは既定で有効です。聞き手の耳を大音量から保護します。
設定の永続化
デバイス選択、スイッチ状態、EQ ポイント、プリセット、その他の UI 状態はアプリ終了時に config.json へ書き込まれ、次回起動時に復元されます。